阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震。我々はここ最近で沢山の大災害と向き合ってきました。それらの深刻な事態に対応するなか、避難所での過ごし方や、ボランティアの編制や派遣など、公的な援助である「公助」のサポート体制は、かなり整ったといわれています。
ところが、災害が起きてしまった直後の、自分達の力で命を守らなければならない段階である「自助」の部分に関しては、まだまだ不安を抱えている方が多いのではと思います。
- ホーム
- Japan Urban Survival School
都市災害を生き延びる術を学ぶ、伝える
一体何を備え、どんな予備知識を学び、事が起きた時には、具体的に何をすれば良いのか?それは住んでいる場所、環境、ライフスタイル、家族構成などによって大いに変化します。ですので大まかなガイドラインは存在しても、しっかりと機能する具体的なものは、自分で見出し、把握するしかないと我々は考えます。
自宅、職場、その他の自分の行動エリアにおいて起こりえる災害に対して、どんな風に備え、そしてそれが起きた際にはどんな行動をとれば命を守れるのか?それを具体的に見出せるのが、我々の考える「災害対策リーダー」です。
Japan Urban Survival School 2020年開校!
災害対策リーダー養成プロジェクトは、2011年の東日本大震災直後にスタートしました。その後模擬講習も含め、災害対策に関するセミナーを100回近く繰り返し、カリキュラムを進化させ、現在までに約60名以上の災害対策リーダーを養成し、しっかりと準備期間を経てきました。
実は生きる為に必要な資源が豊富にある自然の中とは違い、その機能が麻痺してしまうと、サバイバルが非常に困難になる可能性もある都市災害発生時に、リーダーシップをとる事の出来る人材。そんなリーダーを育成する「Japan Urban Survival School(JUSS)」を近日開校します。
主にライフラインの寸断にしっかりと備え、対応、生存する事が出来、自分や大切な人の命を守る術を持つ「JUSS認定 災害対策アドバイザー」を目指す講習、あらゆる災害、それに付随して起きる二次災害に対し、しっかりと対策行動プランを立てる事が出来、また、それを人に伝える事の出来る「JUSS認定 災害対策インストラクター」を目指す講習を柱とし、講師派遣なども積極的に行っていきたいと思っております。
<JUSS認定 災害対策アドバイザー講習>
【期間】二日間、主に週末
【費用】35,000円~40,000円前後
<JUSS認定 災害対策インストラクター講習>
【期間】六日間、三週末を利用
【費用】138,000円前後
※会場はどちらも都市近郊会議室やセミナールーム、隣接公園、キャンプ場など